【半永久保存版】CMCとクリープと玄人

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クリープってなぁに?を玄人が細かくあくまで初心者に優しく解説する話です

ただし、初心者の方は前回の記事をしっかり読んでおいてください
こちらと

こちら

では、前回の続きですが

まず『ズレ』について前回お話してますが色々な場所で起きてるズレがあります

そして、

今回は

CMC

これを理解していきましょう

佐伯
はい、前回のミクロ、マクロのズレは理解できましたか?、、、 毛髪はキューティクルやコルテックスという大きな組織がCMC(細胞膜複合体)でくっついてるという構造になってます。数十本のしめ縄のようなコルテックスを少しづつずらして束ねて作った長い縄のまわりに薄いキューティクルの板を瓦のように重ねて作った感じ。CMCの成分と構造ですが、細胞膜複合体という名前の由来どおりキューティクルあるいはコルテックスになる細胞の細胞膜として存在してその2つの細胞の隙間は血液由来の栄養成分が流れ出た場所です。もともと細胞膜は、細胞の活動の維持や信号伝達とイオン輸送、細胞内容物の保持など、細胞を生かしていく役割を果たした場所でしが死滅細胞であるキューティクルやコルテックスの細胞膜部分は毛髪の成長(角化)中に膜タンパク質が埋まった脂質二重膜構造も科学変化をうけ、リン脂質も消滅した不活性ベータ層(内層と外層からなる脂質二重膜層)にかわります。膜や栄養成分に含まれていた非ケラチンタンパク質は、デルタ層の細胞間接着タンパク質にかわります。で、クリープ期におけるキューティクルやコルテックスのダイナミックな移動はどこで起きるかというと、おそらくベータ層やデルタ層を構成している親水性タンパク質の部分だと考えられてます。それはベータ層を構成している脂質がチオエステル結合での高度に架橋したタンパク質層としっかり固定されてるために、クリープ期という温度が低い条件のもとでは、ベータ外層はきゅーていやコルテックスと一体になってズレやすいからです。

どうですか?
玄人の極み
いや、深み解説

ここからも

そう、アレですよアレ

接着剤と言いましたが、接着していながら簡単にズレることもできる特性もあります。なので、髪を曲げてもまたすぐに元の形に戻ることができます。また、水や薬剤で大きく膨れ上がってもコルテックスはバラバラにならずキューティクルは膨潤に合わせて少しずつずれながらも、表面に張り付いたままです この CMCはキューティクルとコルテックス、コルテックス同士をくっつけているだけじゃなく、水や皮脂、薬剤の通り道の役割もうけもってます。ですから、パーマ剤は CMCを通ってコルテックスに運ばれるのです。
クリープパーマのかかる仕組みですがパーマ剤が毛髪に作用した状態を解説します。マクロで見るとロッドから外側のコルテックスは引き伸ばされ、内側は圧縮されてコルテックスは歪んだ状態です。コルテックス内部では外側のミクロフィブリルが引き伸ばされ内側との差が激しくなってる状態でマトリックスが並び変わるのです。これをこのまま再結合させるのがコールドパーマで、クリープ期を置くということは還元剤とアルカリを洗い流してから【厳密には流れ切りませんし歪み切りません】まくろではコルテックスの歪みが取れて形と位置が揃い、ミクロでは伸ばされたミクロフィブリルの長さが落ち着いて安定するまで熟成させる時間をおき、再結合するというものです。熟成時間に反応を促進するのが熱と湿度ということ、熟成期間にミクロのズレとマクロのズレがおたがいに密接に影響しあいながら、同時進行でおきて、変形と移動が進みます!





 




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