【永久保存版】パーマとカラーのダメージって違うの?

hair, 独り言, 美容お役立ち

おはこんばんにちは
タイトルの答えは人の数だけあるです

前回恒例だった
【永久保存版】髪のダメージを知ろう

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ここからの派生シリーズで
お客様からの質問に玄人が簡単に答えてみるというコーナーです





お客様
パーマとカラーのダメージって何が違いますか?

という玄人さながらの質問にキレイ髪作るマンの僕が答えてみました

佐伯
まずはパーマをかけた後の髪のコンディションの変化から起きるダメージですが、ウエットとドライの繰り返しによって、水素結合がパーマの前の状態へと徐々に組み変わっていきますね。ダメージの進行やヘアケア製品の使用によってもうはつせいぶんが流出します。さらにシャンプー、ブロードライ、毛髪の重みなどの物理的負荷によってパーマ施術時に残ったSHがパーマ剤1剤と同様にさようして、SS結合を次第にパーマ前の状態に組み替え戻していく(SS/SH交換反応)。また毛髪の部分のうちエピキューティクル・A層は固くてパーマ剤が作用しにくく、毛髪の内部にウェーブが形成されている時でも、この部分はウエーブに沿って曲がってないのでパーマ前の状態に向けて常に力がかかってます。エピキューティクル・A層の反発と水素結合の組み替え、水分保持機能の低下、毛髪の弾力低下、SS/SH交換反応によるウエーブ形状の変化という事がかけた後から起こります。

ますばパーマのコンディション変化ですね
次はカラー
佐伯
ヘアカラー後の毛髪は、カラー剤に含まれる過酸化水素が残存しています。家庭でのシャンプー時に水道水に含まれる金属成分が残留した過酸化水素に作用しメラニン色素を分解します。また、ダメージの進行ヘアケア製品の使用によりメラニン色素やヘアカラーの染料が毛髪からりゅうしゅします。さらにヘアケア製品のpHやスタイリング剤のpH、ドライヤーの熱などにより染料の変色が起こります。メラニン色素の分解による毛髪の明度アップ、染料の流出による色濃度の低下、染料の変色による色味の変化の3つの要因からヘアカラーの褪色という変化がおこります。

ここまでがコンディションの変化ですね

あー!こんな感じになるわー

程度に記憶しておいてください
そしてここまでが序章です





 

佐伯
まずパーマによるダメージは1剤に含まれるアルカリ剤や還元剤と2剤に含まれる酸化剤、薬剤がついた状態での無理なコーミングなどの摩擦、テンションの毛髪への作用によるものですね。パーマによるダメージは毛髪全体に発生します。コルテックスのフィブリルやマトリックスのシスチン結合へ影響があるため、弾性等毛髪の芯部分の変化が大きくなります。また、毛髪の成分はヘアカラーほど細かく分解されませんが、毛髪が曲がる(毛髪の中が動く/構造変化)ため、パーマ施術時に成分が比較的流出しやすくなります。 ヘアカラーによるダメージは、1剤に含まれるアルカリと2剤に含まれるH2O2が混合された時の毛髪への作用によるものです。キューティクル領域や毛髪内部でもCMCおよびコルテックス内のマクロフィブリル間といった比較的表面に近い部分に発生します。毛髪の成分は細かく分解されますが、パーマのように毛髪が曲がる事がないので、ヘアカラー施術時の成分流出は比較的少なく、キューティクル領域へのダメージが大きいので内部の保護が低下して、その後のホームケアと一緒に流出していきます

玄人による玄人ムーブ

いえ、玄人解説

どうでしょう?




玄人がお客様にわかりやすくかつ、繊細な部分も語るのが今回です。

【詳細】パーマによるコルテックスのダメージコルテックス内部では、還元剤によりフィブリル間・マトリックスとミクロフィブリル間・のシスチン結合が開鎖して、酸化剤が作用できずにシステイン酸になるというダメージがおこる。同時に還元剤や酸化剤が適切に作用してウエーブやストレートにもうはつのけいじょうを変化させます。このダメージは大きく、パーマのダメージが毛髪内部の深い部分に影響します。ウエーブやストレートにするなど、形状を変形させるため、隙間ができやすくその隙間から成分が流出しやすくなります。コルテックス内部のマクロフィブリル間では、アルカリにより、NMFが流出してダメージにつながります。
コルテックス領域のCMCのダメージがアルカリによりβ層(CMC脂質)の成分が流出し、δ層の非ケラチンタンパク質が分解され、還元剤によりδ層のシスチン結合が開鎖し、酸化剤が作用せずシステイン酸になるといったダメージがでます。キューティクルには、アルカリによって非ケラチンタンパク質であるエンドキューティクルは分解されます。還元剤が親水性のケラチンタンパク質であるエキソキューティクルと、inner層のシスチン結合を閉鎖させて、酸化剤が作用せずシスチン酸になるというダメージが発生します。疎水性のケラチンタンパク質であるエピキューティクルやA層は、パーマの影響をあまり受けません。キューティクル領域のCMCのダメージはアルカリによってβ層(CMC脂質)の成分が流出してシステイン酸ができ、δ層
の非ケラチンタンパク質が分解されます。また、還元剤によりδ層のシスチン結合が開鎖し、酸化剤が作用せずシステイン酸になるというダメージが起きる。

ヘアカラーによるコルテックスのダメージ 、コルテクッス内部のマクロフィブリルでは、アルカリによって活性化されたH2O2が、マトリックス間のシスチン結合を分解し、システイン酸になるといったダメージになります。このダメージは比較的小さいと考えられヘアカラーのダメージが、毛髪内部の深い部分には影響しないことを示しています。コルテックス内部のマクロフィブリル間では、アルカリによって活性化されたH2O2がマクロフィブリル間の非ケラチンタンパク質を分解してNMFが流出するというダメージが発生します。それと同時に酸化染料が重合してマクロフィブリル間に染着して漂白作用でメラニンが分解され、明度がアップします。コルテックス領域のCMCダメージはアルカリによって活性化されたH2O2が、β層(CMC脂質)の成分を流出させ、δ層の非ケラチンタンパク質が分解されδ層のシスチン結合が分解してシステイン酸になるというダメージが出ます。キューティクルのダメージですがアルカリによって活性化されたH2O2が非ケラチンタンパク質であるエンドキューティクルを分解して親水性のケラチンタンパク質であるエキソキューティクルとinnr層のシスチン結合が離れ、システイン酸になるというダメージが出ます。疎水性のケラチンタンパク質であるエピキューティクルやA層は、ヘアカラーの影響をあまり受けません、キューティクル層のCMCダメージはアルカリによって活性化されたH2O2が、β層(CMC脂質)の成分を流出させシステイン酸ができδ層の非ケラチンタンパク質が分解され、δ層のシスチン結合が別れてシステイン酸になるというダメージが出ます

佐伯
縮毛矯正はパーマの倍   ブリーチはカラーの倍   だいたいこのくらいのダメージの差です

最後分かり易かったでしょ!

これが玄人がお客様のわかりやすく解説するコーナーです

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